慶應義塾大学通信教育課程☆奮戦記

アクセスカウンタ

zoom RSS JMOOCのプラットホーム別学習スタイルに関する考察

<<   作成日時 : 2015/09/29 23:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0



 JMOOCには、公認プラットホームが3つ
あります。
 1. gacoo
 2. OpenLearning
 3. OUJ MOOC

この3つなのですが、オンライン学習をして
修了証が発行されるという仕組みは同じ
です。しかし、プラットホームごとにシステム
設計上の違いがあります。その違いが特徴
となり、適した学習方法が異なるのではな
いかと思うにいたりました。

そこで、各プラットホームごとの特徴を明ら
かにしながら、適した学習方法について考
えてみることにしました。


まずは、OUJ MOOCを取り上げます。
放送大学を中心とするプラットホームで、
facebookのアカウントが必要になります。
学習にCHiLO Bookという電子書籍を用い
るのが最大の特徴です。その中にテストが
組み込まれていて、解答する仕組みです。

OUJ MOOCでは、開講当初からすべての
範囲のCHiLO Bookが公開され、自分のペー
スで学習を進められます。極端な例では、1日
ですべてを修了することが可能です。
ここが、1週間おきに講義が公開される他の
プラットホームとの違いです。

さらに、何度でも繰り返し解答ができます。
ですから、1回目は不合格でも、2回目、3回目
とテストを受けて基準に達して合格すれば「合
格バツジ」が発行されます。加えて、すべての
章を学習をしないと「制覇バッジ」がもらえない
ので、最後まで終わらせようとするインセンティ
ブも働きます。
つまり、満点になるまで何度でも繰り返し学習
することが可能なのです。

これらの特徴を有効活用すると、まったく初め
ての内容を学習する場合に適していると考え
られます。
学ぶ分野について基礎知識がまったくないと、
まずはテストに解答できるようなレベルにあげ
る必要があります。
テストに何回でもトライできることが、こうした
プロセスに有効だと感じます。
ですから、生涯学習として新しいことを学ぶ
ケースに最適なのではないでしょうか。


つぎに、OpenLearningです。
最大の特徴は、テストの解答が1回しかできな
いことです。2回目は不可能なので、必然的に
考え抜いたあとで「えいっ!」という感じで送信
ボタンを押します。
すると、次の瞬間に何問正解かがはっきりしま
す。

この方式の良さは事前によく考え抜いてから解
答することと、解答した瞬間に正答が判明する
ことです。ですから、すぐに間違えた問題を復習
すると学習効果があがります。

また、解答の途中で保存ができないため、中断
がしにくいのです。さらに、テストに再接続する
たびに設問の並びがランダムに変化します。
加えて、すべてのテストに解答しないと修了証発
行基準にならないため、途中で投げ出すわけに
はいかない制度設計になっています。

これらの特徴を考え合わせると、ある程度学習
の仕方に慣れた玄人向けとの印象をもちます。
換言すれば、ある程度ベースのある人が大学
レベル以上の高度な知識を習得するための学習
に向いているのではないでしょうか。


最後に、gaccoです。
前にあげた2つのプラットホームの中道をいくとも
いえます。講座開講数が一番多く慣れてしまった
せいもあって、GUIとしても一番わかりやすいよう
に感じられます。

テストの解答はページごとにするもの、設問ごとに
するものなど講座によって様々です。解答の保存
ができるので、途中で中断することも可能です。
また、修了基準に達すれば、その後のテストやレ
ポートを提出しなくても修了証は発行されます。

これらの特徴から、一番万人向けのシステムだと
感じます。MOOCは多数の受講者がいるのが前提
ですから、あらかじめ受講者のレベルを絞ることが
できません。
したがって、小学生から80歳くらいまで、まさに老
若男女です。さらに、学歴や学習経験レベルもまち
まちなので、全員が満足する制度設計は極めて
難しい話です。

だとするならば、gaccoの中道的なGUIや制度設計
は、一番万人向けといえるのではないでしょうか。



以上のように、3つのプラットホームの特徴から学習
スタイルを考えてみました。
おさらいすると、OUJ MOOCは初学者が何度も繰り
返し学習して身に着ける形態に適しています。
gaccoは、一番万人向けであり学習者がカテゴリー
の難易度で講座を選択して学習できるシステムです。
OpenLearningは、自由度の少ない分だけ玄人向け
です。その分、学習になれた人が大学レベルの講義
を受講する場合に適しています。

考えてみれば、3つあるプラットホームがまったく同じ
コンセプトをもっていても意味がありません。
学習者からみれば、それぞれに特徴があることは歓
迎すべきことです。
今回は私見を述べましたが、自分なりに特徴を捉えて
プラットホームごとの学習スタイルを確立することをお
勧めします。
そして、これらの前提にはプラットホームの特徴にあっ
た講座が開講される必要があるわけです。ですから、
講座提供側においても考慮していただければと考え
ています。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
JMOOCのプラットホーム別学習スタイルに関する考察 慶應義塾大学通信教育課程☆奮戦記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる