慶應義塾大学通信教育課程☆奮戦記

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zoom RSS JMOOCのテスト難易度についての考察

<<   作成日時 : 2015/10/03 08:40   >>

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 JMOOCの講座を受講して、たくさんの修了
証をいただきました。
その経験から、クイズあるいはレポートなどの
テストの難易度について考えてみました。

しかし、このテーマはかなりの難問です。
テストの難易度は、本当に人によってまちま
ちだからです。
当然に、いままでの学習歴や社会での経験
知によって感じ方は人それぞれです。

たとえば、高校生の難易度と定年退職後の
人のそれは、同じであるはずはありません。
受講者の中には学士の人、修士の人、博士
の人もいて、この方々の難易度はそれ以外の
人と違うことは明らかです。

したがって、自分のポジショニングがあって
初めて難易度を語れるわけで、広く一般的で
普遍的な難易度というのは語れません。

それではあまりに面白くないので、doraのポジ
ショニングからみた私見で考えてみることにし
ました。
考えてみれば、自己の得意分野かそうでない
かで難易度は大きく異なります。私見ですか
ら他の人と見方が違うことも大いにありますか
ら、あらかじめお断りしておきます。


JMOOCのテストには、2つの種類があります。

 ・クイズの択一式
 ・レポートの論述(受講者同士の相互採点)


まず、クイズは択一式です。
いくつかの答えの中から、正解のもの、あるいは
誤っているものをひとつ選ぶ形式です。
設問に文章があって、その内容があっているか、
間違っているかを答えさせることもあります。
あるいは文章の一部が隠されていて、穴埋めを
するような形式のこともあります。計算の答えの
数字を求められる場合もあります。

OUJ MOOCやgaccoのように複数回解答できる場
合には、一度「×」でも再チャレンジできます。
OUJ MOOCでは制限はなく、gaccoでは最高は3
回までであり、解答が4つある場合には難易度
がより下がるという具合です。
OpenLearningが一度しか解答できないことを考え
ると、択一式クイズのプラットホーム別難易度は
次のようになります。

 OUJ MOOC < gacco < OpenLearning


あとは、講座のカテゴリーと先生の考え方次第です。
講座のなかから素直な問題を出す場合、少し考え
ないとひっかかってしまう問題、インターネットや文献
で積極的に調べないとわからない問題など様々です。

講座のカテゴリーは、カテゴリー1が大学の通常講義
のレベル、カテゴリー2は専門学校・学会推奨講座レ
ベル、カテゴリー3は大学の特別講座・公開講座レベ
ルとされています。ですから、カテゴリー別の難易度
は次のようになるはずです。

 カテゴリー3 < カテゴリー2 < カテゴリー1

この2つを組み合わせて考えると、択一式テストの難
易度の想像がある程度つくようになります。

一番やさしいのはOUJ MOOCのカテゴリー3の講座
ということになりますが、実際にはOUJ MOOCにカテ
ゴリー分類はありません。すると、gaccoのカテゴリー
3の講座が比較的やさしいといえるようになります。
反対に一番難しいのは、OpenLearningのカテゴリー1
の講座ということになります。
前述しましたが、個人には得意な分野とそうでない分
野があるので理屈どおりにはいかないのが現実です。


次に、レポートの論述テストです。
この難易度は、さらに語りにくいところです。
なぜならば、レポートや論文の書き方を学習したことが
前提ではなく、個人によってそのレベル差がまちまちだ
からです。
しかも、講座提供側によるルーブリツク(採点基準)は示
されるものの、受講者同士による相互採点です。
したがって、書き手としての学習者のレベルがまちまち
で、かつ、採点者としての学習者のレベルがまちまちと
いう状態だからです。

gaccoが開設された当初から、我が国の教育制度では
慣れない相互採点にとまどいの声が多く聞かれました。
その多くは、自己採点より低い点になった場合の不満で
あり、採点者の資質を問うものが多かったように思います。

受講者が数千人あるいは1万人を超える講座において、
講師側が採点をするには資金とマンパワーのリソースが
足りません。そこで、米MOOCに習って受講者同士の相
互採点方式がとられています。
したがって、本来ならば得点の高低よりも他人の文章を
読むことによる「気づき」を重視したシステムなのです。
しかし、修了基準に達しようとすればするほど、採点者に
対する不満になってしまうのです。
対応としては、クイズだけでも修了基準に達するように
設計するか、レポート課題の多い講座では修了基準その
ものを下げることです。

レポート論述は講師の設問の仕方と文章の字数の長さ、
ルーブリックの設計の仕方によって様々としかいいようが
ありません。

たとえば、設問の文が具体的だと書きやすく、抽象的だと
書きにくいことがままあります。字数の長さは、単純に多い
だけが難しいともいえません。設問内容が細かく書かない
と伝わらないのに、400字程度で書くように指定されると
かえって難易度が高くなるように感じます。
また、ルーブリックの設計により大きく変化するようです。
具体的には、大局的な内容が書かれていれば可とする
のか、具体的なキーワードがないと不可にするのかなど、
講師側のさじ加減が大きく影響します。


まとめると、オンライン講座のテストには択一式によるクイ
ズとレポート論述があり、レポートは受講者同士による相互
採点が標準になっています。

同じ択一式クイズでも、OUJ MOOCのように回数制限のな
いものや、gaccoの最大3回まで、OpenLearningの1回限り
と様々で、それにより難易度が違っています。

相互採点によるレポート論述は、講師の考え方により大きく
異なり、設問の出し方・字数の指定・ルーブックの設計方法
により、難易度は大きく影響を受けます。
受講者間にレベル差があることから、採点方法の問題点や
不満も指摘されています。しかし、他人のレポートをみる機
会が提供され「気づき」に繋がるメリットもあります。
主催者側リソースの限界もあるので、改良を進めながらも継
続される形式だと考えられます。

慶應通信での学びと多くのオンライン講座を受講した体験か
らいえるのは、

 ・レポート、論文の書き方は、可能であれば修得することを
  お勧めします。
 ・数多くの文章を書くと、ある程度書き慣れてきます。
 ・講師のルーブリツクをみることで、採点者側の意志を感じ
  られます。これは、実際の大学では経験できません。
 ・他人の書いたレポートは、実際の大学ではみられません。
  とても貴重な経験になります。

あくまで私見ではありますが、
修了証に固執するあまりテストの難易度を気にするより、学
びのプロセスを楽しむ余裕をもったほうが得策だと思うのです。
設問の言葉の捕らえ方、設問への解答の仕方、レポートの
構想の仕方とまとめ方は、数多く学習しながら体得するしか
ないと思います。それが体得できれば、自然と結果が出て修
了証が増えることは間違いなしです。

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